
キャリアコーチが「決められない状態」を整理するために、最初に行うこと
※このページは「転職すべき/すべきでない」を断定する内容ではありません。
私は沖縄で活動するキャリアコーチとして、転職やキャリアの悩みを
納得感をもって意思決定できる状態に整える伴走をしています。
ここでは、実際の相談現場でよく使っている
「迷いの整理の考え方」をまとめました。
はじめに|転職で迷うのは、意志が弱いからではありません
転職の相談でよく聞くのが、次のような状態です。
-
調べても迷いが消えない
-
誰かに相談しても、決めきれない
-
進みたい気持ちと、止まりたい気持ちが同時にある
この状態は、能力や覚悟の問題ではありません。
多くの場合、迷いの種類が混ざっていることが原因です。
迷いを分けて整理するだけで、
判断は驚くほど楽になります。
このページでは、転職の迷いを次の3つに分けて考えます。
-
① 環境の問題(今の就業環境について)
-
② 喪失の怖さ(変えたいけど、失うのが怖い)
-
③ 決断疲れ(決めきれない状態そのものがつらい)
読み終える頃には、
**「自分はいま何に迷っているのか」と「次の一歩」**が
ひとつ見えているはずです。
「転職したい」という言葉の中身は、人によって違います
「転職したい」という言葉は同じでも、
相談内容は人によってまったく違います。
-
今の仕事をこのまま続けるのがしんどい
-
年収を上げたいが、転職して合わなかったら不安
-
転職サイトを見ると良さそうに見えるが、行動に移せない
つまり、「転職したい」という一言の中に、
違う種類の迷いが含まれています。
だから私は、
転職する・しないを決める前に、
何に迷っているのかを分けるところから一緒に整理します。
① 環境の問題|今の就業環境について
仕事の内容や働く環境に、違和感やしんどさがあるケースです。
このときに有効なのが、時間軸で考えることです。
1年後・3年後・5年後。どれでも構いません。
-
その時点で、今のしんどさは改善しそうですか?
-
役割や環境が変わる見込みはありますか?
たとえば「営業ノルマがきつい」と感じている場合。
-
1年後も、同じように新規開拓に追われていそうですか?
-
既存顧客や見込み客が増えて、負担は軽くなりそうですか?
未来を想像しても
「改善するイメージが湧かない」と感じるなら、
それは転職を考える動機になりやすいポイントです。
人間関係のケース(相談で特に多い)
人間関係がしんどい場合は、まず範囲を整理します。
-
特定の人(上司・同僚)ですか?
-
それとも部署全体の空気や構造ですか?
次に、1年後を想像します。
-
部署異動や上司交代の可能性はありますか?
-
別の同僚との関係性が強まり、負担が軽くなる可能性はありますか?
もし「特定の人」が中心なら、
転職を決める前に現職でできる小さな一手もあります。
関わる頻度や場面を減らす、
味方になりそうな人を1人作る、
相談先を確保する。
私はこの段階で、
「辞める/辞めない」ではなく、
まず負担を下げる設計から一緒に考えます。
② 喪失の怖さ|変えたいけど、失うのが怖い
変えたい気持ちと、失う怖さが同時にある状態です。
ここで大事な前提があります。
現職に残ることも、転職することも、どちらも正解です。
その上で、次の問いを立てます。
それぞれの行動を取らなかった場合、
自分が一番恐れていることは何か?
例)
-
転職しない:収入が変わらず、将来の目標が遠のく
-
転職する:仕事内容や人間関係が合わず、短期離職する可能性
判断を楽にするために、
確率 × ダメージでざっくり見ます。
細かい数字は不要です。
30%/50%/70%/90%くらいの感覚で十分です。
メモはこんな形でOKです。
転職しない(70% × ダメージ中)/転職する(30% × ダメージ大)
ここでやっているのは正解探しではなく、
自分にとってのリスクを言葉にすることです。
③ 決断疲れ|決めきれない状態そのものがつらい
「転職するかどうか」よりも、
決めきれない状態が続いていること自体がしんどいケースです。
世の中には「決断は早い方がいい」という価値観もありますが、
それが合うかどうかは人それぞれです。
もしもどかしさを感じているなら、
まずこの質問をしてみてください。
なぜ、今すぐ決断(決定)しなければいけないのか?
-
理由がある → ②(喪失の怖さ)に戻って整理
-
理由がない → 期限付きの保留か、見送りを選ぶ
保留にする場合は、
「いつ・何が分かったら再検討するか」を決めます。
これで保留は、
先延ばしではなく前に進む選択になります。
まとめ|まずは「一番強い迷い」を1つ選ぶ
転職で迷っているとき、
すべてを一度に解決しようとしなくて大丈夫です。
-
① 環境の問題
-
② 喪失の怖さ
-
③ 決断疲れ
まずは、今いちばん強い迷いを1つ選ぶ。
それだけで、次の一歩は小さくなります。
1分ワーク(このページの使い方)
①②③のうち、
今いちばん強いものを1つ選び、理由を1行だけ書いてみてください。
何に迷っているかが分かれば、
それだけで一歩踏み出せています。
迷いが大きくなったときは、
またこのページに戻ってきて、
同じワークで1行を書いてみてください。
初回面談のご案内(1,000円)
このページを読んで、
-
何に迷っているか分からない
-
1人で考えると堂々巡りになる
-
決めたいのに、決めきれない状態が続いている
と感じた方は、初回面談をご利用ください。
初回面談は、
サービスの説明や契約のための場ではありません。
コーチとの相性を確認し、安心して話せるかを確かめる時間です。
無理に結論を出すことはしません。
いま抱えているモヤモヤを整理し、
次の小さな一歩を1つ決めることを目的としています。
初回面談で行うこと
1.状況整理:いま困っていること・迷っていること
2.不安の言語化:論点を明確にする
3.価値観・判断基準の整理
4.次の一歩を決める
※答えを押し付けることはありません。
初回面談で得られること
-
モヤモヤの正体が言語化され、頭の中が整理される
-
判断の基準が見え、考え方が軽くなる
-
次に何をすればよいか、方向性を持ち帰れる
面談形式・費用
-
時間:60分
-
方法:オンライン
※沖縄県内で対面希望の場合はご相談ください -
費用:1,000円(税込)
※追加費用や無理な勧誘は一切ありません
継続が必要だと感じた方にのみ、
希望があれば次の選択肢をご案内します。
お申し込み方法
以下のお問い合わせフォームよりお申し込みください。
内容を確認後、日程調整のご連絡をいたします。
▶ 初回面談(1,000円)のお申し込みはこちら





この記事へのコメントはありません。